

スコーンは小麦粉、大麦粉、オートミールなどにベーキングパウダーを加え、牛乳でまとめて成
形して焼き上げたパンで、発祥地はイギリスのスコットランドです。
イギリスでは、ティータイムにスコーンは欠かせないもので、季節のジャムやクロテッドクリーム
を塗って食べるのが定番です。
クロテッドクリームとは2000年以上も作られ続けている伝統的クリームで、乳脂肪分が生クリー
ムとバターの中間くらいの濃厚なクリームです。
このスコーン、クロテッドクリーム、ジャム、紅茶の定番セットは「クリームティー」または「デボン
シャーティー」と呼ばれています。
イギリスで食べられているスコーンは上記のような、プレーンで甘みを抑えたものですが、これ
と似たものはアメリカではビスケットと呼ばれて区別されています。
アメリカでスコーンと言えば、ドライフルーツやナッツ、チョコレートなどの入った具入のものを
指します。
生地そのものにも砂糖を混ぜるので、甘くてボリュームのあるパンになります。
同じ名前ですが、まったくタイプの違うパンなのです。
日本では単にスコーンと言えば、やはりイギリス式のものを指し、アメリカ式はアメリカンタイプ
とことわる場合が多いようです。
ただし、アメリカ発祥のチェーン店などでは、「ビスケット」や甘い「スコーン」が提供されており、
これも人気定番メニューとなっています。
日本のベーカリーでも、イギリス式スコーンの形でありながら、そのまま食べられるように砂糖
を加えて甘みを強めにしたものも多く、日本のスコーンは、イギリスアメリカとも違い、日本独
自に進化しているのかもしれません。
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