

ブリオッシュとは水の代わりに牛乳を入れ、たっぷりのバターと卵を使った菓子パンのこと。
ふんわりとした柔らかさとバターの風味のまろやかさが人気のパンです。
形は王冠形や円筒形丸型などいろいろありますが「ブリオッシュ・ア・テート」(頭のあるブリオッ
シュ)と呼ばれる雪だるまのような形が一般的です。
そのまま食べるだけでなく、丸型ブリオッシュの中身をくり抜いて果物やクリームを詰めてデザ
ートにも、小さく切った料理を詰めてオードブルにも使われます。
またフランスのプロヴァンス地方などでは、お正月頃食べられるガレット・デ・ロワをブリオッシュ
で作ることもあります。
中世ヨーロッパでは、パンに分類されるものは水と小麦粉に塩を入れたものに限られていたた
め、ブリオッシュはパンではなく菓子に分類されていました。
「パンがなければお菓子を食べれば良いじゃないの」と一般にマリー・アントワネットが発言し
たと言われていますが、元のフランス語ではこの「お菓子」は「ブリオッシュ」になっています。
今ではフランスでも、朝食のパンとしても、オードブル用のパンとしても料理の定番として使わ
れているブリオッシュ。
今のようにパンの一種として普通に食べられているブリオッシュが、実は歴史の重大な鍵にな
っていたかもしれません。
そんなことを思いながら食べてみると、いつものブリオッシュが一味違って感じられるかもしれ
ませんね。
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