シュトレン

シュトレンとは、ドイツのパンで、ドライフルーツやナッツが練りこまれ、表面に砂糖がまぶされ

ている菓子パンです。

 

ドイツでは、クリスマス前のアドベント(キリスト降誕を待つ時期、イブまでの約4週間を言う)に

作る慣わしがあり、ドイツのパン屋さんでも、11月下旬ごろから本格的に焼かれ始める、クリス

マスに欠かせないパンの一つです。

 

生地には小麦粉、卵、牛乳、バター、砂糖などを使用し、ラム酒漬レーズンなどの洋酒漬ドライ

フルーツやナッツ、マジパンなどを混ぜ込みます。焼きあがったら熱いうちにバターを全体に塗

り、少し冷えてから全体にグラニュー糖をまぶし表面を真っ白にします。

このシュトレンがクリスマス菓子になったのは、さまざまな由来がありますが、一説では、形状

が降誕祭の物語にある、おくるみに包まれたキリストの姿に似ていることからではないかと言

われています。

 

シュトレンは、中のフルーツやラム酒などが日を追うごとに生地に馴染んで味わいを増すため

、伝統的には、クリスマスまでに少しずつスライスしてクリスマスまでに食べきったそうですが、

現在では、11月下旬から12月上旬に作り置き、イブまで寝かせてから一気に食べたり、クリス

マスまでに何本も食べたり、それほど形式ばらず食べられているようです。

 

ところが、ドイツの法律では、「シュトレン」について、小麦粉を100%につき、バターが30~50%、

中の乾燥物は最低60%含まれていなければならないと定められています。

食べ方は時代に合わせ寛容に変化しているものの、シュトレンの伝統的な美味しさはこのよう

に厳格に守り続けられています。

シュトレンはドイツのこだわりが詰まったパンなのです。

 

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